こんにちは!
今回は沖縄に行く機会がありましたので、
おそらく沖縄一有名な建物で首里城をご紹介します。
いまの首里城の姿
首里城、もともとは琉球王国の拠点であり、
その後に沖縄県となった歴史があります。
もともとは以下のような姿でしたが・・・
出展:https://www.okinawastory.jp/feature/shurijo_R5/rekishi/
2019年に火災で全焼してしまいました。
出展:https://www.jiji.com/jc/d4?p=nsf910&d=d4_nn
現在の姿がこちら!!
笑
全焼しているのでまあそうなるよな・・・と。
いきなり木材倉庫と書いた案内が出てきますが、
この壁に首里城の絵を書いた建物の中で復元工事を行っています!
今回の見所はこの倉庫の外観ではなく復元工事が見られることです!
入場料金も通常と変わりません!笑
それでも400円ですが。
では見てみましょう!
復元工事概要
総工期間は5年!
壮大です。
飾りも当然燃えてしまっており、頂部につける龍が展示されています
それぞれのパーツもあり(涙)
ていねいに触ってください笑
では詳細を見ていきましょう。
工事をしている木材倉庫の階数で展示が分かれいていますので
このブログでもそれに沿って紹介していきます。
首里城正殿の階数とは異なります。
木材倉庫は3階構成になっていて
1階は基礎、2階が居室、3階は屋根のフロアーになります。
1階
1階は基礎です。
柱は縦横の距離をなるべく等間隔にすることで、
重量が集中することなく分散して負担できるよう計画されています。
今回も同様に柱の割り付けが記載されています。
礎石とは柱の下に入れる荷重受けのようなものですが、
地元の材料を使われているようです。
以前取り上げました国立競技場では全国の集合体として、
日本各地の木材を使用したとありましたが、
材料の産地を指定することで建物のルーツを感じられます!
2階
ここは屋根ですが、中心部は「大庫理」(ウフグイ)という
王族のための儀式や祈りが行われたプライベート空間もあります。
「木組み」=木に切り込みを入れて、はめ合わせて行く手法
「継手」=2つの木材を継ぎ足して伸ばす接合の仕方
技術が深いです。
各フロアにこんな動画があって、解説がとてもわかりやすい!(感謝)
3階
3階は屋根のフロアーです。
沖縄の特徴ややっぱり台風です。
風で建物があおられないように軒の出が小さく、
柱のつなぎが多いということです!なるほど!
屋根を作っているところを間近で見られます!
これは今だけの贅沢!!
この距離感です!!
背割りといって、木の割れを防ぐ技術も使わています。
まとめ
今の全景です!
早くできて欲しいですが、
制作途中の姿は今だけしか見られない貴重なものでした!おすすめ!
外構は問題無く見られるところも残っています!
おや・・・
石の組み方が開口部まわり(みっちり、規則的)と、開口部から離れた部分(不規則)で
ちょっと違いますね!
理由は分かりませんが、開口部は安全のためにしっかり補強しているということでしょうか!
沖縄のソウルフード、ポーク卵おにぎり!?
やっぱりソーキそばも美味しかったです!!
今回は以上です!
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